ヨウ素 ようそ

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ヨウ素とはどのような物質?

ヨウ素は別名ヨードとも呼ばれることがあるミネラルです。ヨウ素は甲状腺ホルモンを構成する成分で、世界的に見ると不足しやすいミネラルだといわれています。しかし、日本人はヨウ素を豊富に含んでいる海藻や魚介類をたくさん食べるので、ヨウ素の不足はあまり知られていません。

甲状腺ホルモンには、代謝を促進させる役割があります。そのため、皮膚や髪の毛を健康に保つ効果があります。ヨウ素もほかのミネラル類と同じように、私たちの体に欠かせない栄養素です。

ヨウ素の効果・効能・役割は?

ヨウ素は様々な役割がある栄養素です。ここでは、ヨウ素の主な役割についてみていきます。 

強力な殺菌効果

ヨウ素には強力な殺菌効果があります。そのため、手術前に使われる消毒液やうがい薬などに利用されています。 

基礎代謝を高める効果

ヨウ素の代表的な効果として基礎代謝を高めるというものがあります。甲状腺ホルモンは、生命を維持する自律神経の一種である「交感神経」に働きかけ基礎代謝を調整する役割を担っています。そのため、要素を摂取することで基礎代謝を高める事につながるのです。基礎代謝を高めることで脈拍数や心拍出量を高めることができます。また、一定のダイエット効果も期待できます。 

成長を促す効果

甲状腺ホルモンの役割には、成長や神経を活発にするというものがあります。甲状腺ホルモンは、三大栄養素であるたんぱく質・炭水化物・脂質の代謝を促す役割があります。代謝が促されることで、皮膚や髪を健康に保つことができます。また、ヨウ素は神経細胞の成長に深くかかわっており、脳や知能の発達にも効果を発揮します。

ミネラルとしてのヨウ素は、基礎代謝を高める効果、成長を促す効果の2つがメインです。

ヨウ素の摂取量目安は?

ヨウ素の1日の平均推奨量は男女共通で130μgとなっています。また、耐容上限量は男女共通で3000μgです。

ヨウ素を多く含む食材は?

ヨウ素を多く含む食材は海藻です。日本人は世界的に見ても海藻をよく食べる民族です。そのため、世界的に不足しがちなヨウ素でも、海藻を日常的に食べているようであれば不足することは珍しいです。以下、海藻別の100gにおけるヨウ素含有量を見ていきましょう。

  • きざみこんぶ 230000
  • ほしひじき 45000
  • カットわかめ 8500
  • やきのり 2100

また、海藻以外ではヨウ素は魚類に多く含まれています。

ヨウ素を過剰摂取してしまうとどうなる?

日本で生活していればヨウ素不足になる事はほとんどありません。むしろ、注意が必要なのはヨウ素を過剰に摂取してしまう事です。基本的にヨウ素をたくさん摂取しても不必要なヨウ素は尿と一緒に体外に排出されます。しかし、ダイエットなどで長期的に低カロリーであるもずくやひじきなどを摂取するとヨウ素の過剰摂取の影響が出る可能性があります。

ヨウ素が長期間過剰摂取状態になった場合、甲状腺ホルモンが作られすぎるのを防ぐ目的で、一時的に甲状腺ホルモンが作られなくなります。その結果、甲状腺になんらかの障害が起こり、むくみや倦怠感、便秘や生理不順などといった症状が現れる可能性があります。また、重症の場合には甲状腺腫になる場合もあり、注意が必要です。

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