ひらたけ ひらたけ

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平べったいかさと白い茎をもち、クセのない淡白な風味のきのこです。市販品のほとんどは、おがくずや米ぬかを利用した容器栽培によるもので、近年は、びん栽培のひらたけが「ほんしめじ」の名前で流通しています。

栄養素

ひらたけは、きのこの主成分であるβグルカンが多く含まれます。このβグルカンは、多糖類の食物繊維の一種で、ウイルスなどから体を守る白血球の、免疫細胞の働きを活性化させるため、免疫力を向上させます。
また、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンの含有量は、きのこの中でもトップクラスに多いといえます。

ひらたけの主な栄養成分(可食部100g包装あたり 1包装100g)

  • エネルギー・・・20kcal
  • ビタミンB1・・・0.4mg
  • ビタミンB2・・・0.4mg
  • ナイアシン・・・10.7mg

効能・効果

βグルカンは、免疫力を高めるだけでなく、がん予防や生活習慣病の予防に有効とされています。
無駄な水分を排出する働きをもつため、下痢や浮腫(むくみ)にも効果的です。
さらに、精神を安定させる働きも持っているため、食欲不振や動悸、不眠などの症状に用いられています。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平
  • 昇降・収散・潤燥: 散
  • 臓腑:脾、胃
  • 五味:甘
  • 毒性:なし

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

生はラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。使い残しが出た場合は、オリーブオイルで炒めてから冷やしたものを容器に入れ、ひらたけが完全に浸かるまでオリーブオイルを足してから密閉保存するのがおすすめです。また、ひらたけに多く含まれるエルゴステロールは、日光に当たることでビタミンDに変化します。ビタミンDはカルシウムと一緒に摂ることで吸収率がアップするため、乳製品と一緒に洋風料理にも適しています。前述のとおり、味にクセがないため、鍋や天ぷら、汁物、あえ物など、幅広い調理法で味わうことができます。

参考資料

  • 色の野菜の栄養事典 吉田企世子
  • 日本食品大事典 杉田浩一他

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