羊肉 ようにく

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羊肉には体を温める作用が期待されます。

1年未満の羊をラム、1年以上の羊はマトンと呼び、通年いただける食材です。

栄養素

羊肉は、タンパク質はもちろんのこと、牛肉や豚肉に比べると、カリウムの含有量が多い肉です。むくみ防止に効果があると言えるでしょう。また、鉄分も豊富に含まれているため、貧血予防にも効果的でしょう。ビタミンB6も豊富に含まれているため、タンパク質の代謝をサポートしてくれます。

羊肉の主な栄養成分(可食部100g当たり)

(マトン・ロースの場合)

  • エネルギー・・・225kcal
  • タンパク質・・・19.8g
  • カリウム・・・330mg
  • 鉄分・・・2700μg
  • ビタミンB6・・・320μg

効能・効果

免疫の維持

タンパク質によって免疫の低下を防ぎます。また、ビタミンB6の働きによりタンパク質の代謝がサポートされるため、効率よくタンパク質を利用できます。

貧血予防

豊富な鉄分により造血機能をサポートし、貧血を予防します。

むくみ予防

カリウムの働きにより、体の余分な水分を体外へ排出し、むくみを予防します。

東洋医学的側面

寒熱:大熱

昇降・収散・潤燥:昇

臓腑:脾、腎

五味:苦甘

毒性:なし 

陽気を温め、下腹部を温める。気を補益し、虚弱を補う。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

羊肉は、他の肉類と同様に、出来るだけ空気に触れないような状態で保存するのが良いでしょう。余分な水分を吸い取ってからラップなどでぴっちりと包んで、密封出来るポリ袋などに入れて保存しましょう。マトンの場合はにおいがきついことがあるので、他の食材ににおいが移らないようにきちんと密封しましょう。

羊肉は独特の香りがあるため、香味野菜などと一緒に焼いて食べるのが一般的です。栄養素を最大限に摂取することを考えた場合、焼く調理はあまりベターではありませんが、野菜などと一緒に調理することで、流れ出した肉汁を野菜が上手く吸ってくれると考えられます。美味しく栄養も良く食べるには、ジンギスカンなどの焼く調理方法が良いでしょう。

参考

  • 食品成分データベース(文部科学省)
  • 栄養教諭のための食肉の知識(農畜産業振興機構)
  • 早わかり薬膳素材 食薬の効能・性味・帰経(主編:辰巳洋 出版:源草社)

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