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ペプチド療法とアンチエイジングの新たな潮流

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ペプチド療法の可能性

今年の終戦記念日は、ペプチド療法の勉強のためにバンコクを訪れました。

ペプチドとは、ダイエットや糖尿病で流行りのGLP-1や愛情のホルモンとして知られ、認知症やADHDでも用いられるオキシトシンもその仲間となります。
ペプチド療法は効果が出るまでの時間が早く、再生医療の法整備が整っていない国を中心に、年々注目度が高まっています。

アンチエイジングから長寿医学へ

世界的なアンチエイジングの流れは、抗加齢医学から長寿医学へと移行しつつあります。

両者の目指していることは似ているようで、実際にはコンセプトが異なるため、推奨されるライフスタイルも異なります。

ピンピンコロリ派の私としては、ワインや肉を控える長寿医学の説を取り入れるか悩ましいところ。
いずれにしても、この分野を専門にしている以上、知識と経験を常にアップデートしていく必要があります。

バンコクでの食体験

バンコクでのお楽しみの一つは食事です。

私は干し肉に興味があるため、干し豚肉(ムゥ・デート・ディアオ)や干し牛肉(ヌア・デート・ディアオ)をリストしているお店を訪れました。
中でもSUPANNIGAは個人的に思い出深いお店で、懐かしさを感じました。

帰国後には、ピエール流の干し肉ステーキをFAMでも提供したいと考えています。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ  

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