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うつ病はパーキンソン病のリスクが3倍に!

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これまでの研究からうつ病はがんや脳卒中に関係していることはこれまでも話題になってきましたが、うつ病とパーキンソン病にも関係があることを台湾のTaipei Veterans General Hospitalの研究者が発表しました。

うつ病のある患者はそうでない患者に比べて、パーキンソン病の発症が3.24倍高いことが明らかになりました。
今回の研究ではパーキンソン病の有意な危険因子は・うつ病であること(リスクが3.24倍)・高齢であること(リスクが1.09倍)・うつ病の治療がうまくいっていないこと(リスクが2.18倍)
が挙げられています。
うつ病はパーキンソン病の独立した危険因子であるとしていますが、うつ病はパーキンソン病の初期症状という意見も根強くあり今後の更なる研究が待たれます。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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