タコ助でもわかるグルテンフリー

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

グルテンフリー食の効果

グルテンフリー食を実践することにより、次のような疾患の改善効果が期待できると考えられています。

・セリアック病(グルテン過敏症)

・肥満、体重過多

・高血糖、脂質異常症、糖尿病など生活習慣病

・下痢や便秘、腹部膨満感

過敏性腸症候群

・悪心(吐き気、むかつき)

・慢性的な頭痛

・関節炎など炎症性疾患

・トゥーレット症候群(チック症)

・抑うつ、精神不安定、気分障害

・アルツハイマー型認知症

●注意点

・グルテンは小麦だけでなく大麦やライ麦、オーツ麦などにも含まれます。(ハト麦は除く)原材料表示などを十分に確認しましょう。

・食べ物だけでなく麦茶など穀物茶、麦を原料とするアルコール類にも注意しましょう。

・早い人では1週間程度で効果が現れますが、初めは2~3週間を目処に無理なく続けましょう。小麦素材の食品を減らすだけでも効果を実感できる場合もあります。

・輸入食品などEUやアメリカにおけるグルテンフリー表示と日本のアレルギー表示とは基準が異なるため注意が必要です。特にセリアック病ではごく少量のグルテンでも症状が起こることがあります。グルテンフリー食はセリアック病(グルテン過敏症)の療養食ですが、他の疾患の治療を目的とするものではありません。また、症状がある場合は医師などに相談してから始めて下さい。

 

1 2 3 4

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

おすすめ記事

関連する記事はこちら