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[ドクターの食卓から] 粘液分泌が大爆発!豚レバーのバルサミコ酢豚

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ビタミンAを摂って風邪知らず

季節の変わり目は風邪をひきやすい。
今年はインフルエンザだけでなく、コロナにも気を払う必要があるし!
免疫力は日頃のお食事からが大事ということで考えたのが、沖縄で病人用の滋養食としてしられる伝統料理のひとつ”チムシンジ”。
豚レバーと島ニンジン、椎茸などを使った煮物で、沖縄では貧血や風邪の時などに薬として食べられている。

「チムシンジを食べてよく寝れば風邪知らず」と言われるワケはきっと、豚レバーと人参に豊富なビタミンAの力。

ではなぜビタミンAが風邪予防に役立つのかというと、粘膜の表面をおおって守ってくれる粘液に答えが!?

私たちの喉や鼻、気管支などの粘膜は、ウイルスやほこりから身体を守るために常に働いています。
ビタミンAにはその粘液を作り出す働きがあるので、摂取することで粘膜が強化され、風邪をひきにくい身体になるというわけです。

こうしたことを踏まえてピエールが沖縄料理を東京風というか、中華風に仕上げたのが “豚レバー団子と人参の酢豚風“。

内属系が苦手な人でも食べやすいように、レバーは火を通してからリンゴやスパイスと合わせてお団子のようにしてみました。
酸味づけに使ったバルサミコ酢と白ワインビネガーは炒めたり煮詰めたりすることで甘みが出るので、お砂糖を加える必要はありません。

沖縄には中国の薬膳と同じように足が痛いなら豚足を、肝臓が弱っているならレバーを食べるという「同物同治」の考えがあるので、お酒をよく召し上がる方にもおすすめしたい料理です。

豚レバー団子と人参のバルサミコ酢豚 医食同源レシピ

【材料】
豚レバー : 200g(下茹でする)
玉ねぎ : 1/2個
干し椎茸 : 1個(お水で戻す)
白ワインビネガー : 大さじ3
リンゴ : 1/3個
人参 : 1/3本(5mm厚さの半月切り)
バルサミコ酢 : 大さじ2
椎茸の戻し汁 : 大さじ2
ナツメグ、フェンネル : 少々
ミントの葉

【作り方】
① レバーと玉ねぎ、椎茸を1cm角に切って弱火で炒め、表面がこんがりし始めたら白ワインビネガーを注いで水分が飛ぶまで炒める。

② ナツメグとフェンネルを振って火を止め、1cm角に切ったリンゴと米粉少々を混ぜ合わせる。

③ ②をフードプロセッサーでペーストにし、団子状に丸めて焼く。
同時に脇で人参も焼き、火が通ったらバルサミコと椎茸の戻し汁を注いで煮詰める。仕上げにミントの葉を散らす。

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

〔シェフドクター ピエールの正体〕

医師・料理研究家

・日本のみならずロサンゼルス、フランス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた新しい統合医療を提案している。

・料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ

・ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。

ボルドーワイン騎士団コマンドリー
ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ
シャンパーニュ騎士団シュバリエ

またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

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