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[ドクターの食卓から] 熱海ブイヤベースを食べると医者が青くなる

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ブイヤベース憲章を知っていますか?!

南仏マルセイユの名物料理であるブイヤベースはトムヤムクン、フカヒレスープと並び、世界三大スープの一つ。

ブイヤベースには食材の選択、作り方やサービスまで規定した「ブイヤベース憲章」があり、地中海沿岸のお魚を5種類以上使うことになっている
だからお魚を輸入しないとブイヤベースとは名乗れないらしい。

それだからか分からないけど、熱海グランバッハホテルで食べたこのお料理は“駿河湾のお魚と赤座海老のシグニチャー・熱海ブイヤベース仕立て“。

ピエール的にはマルセイユで食べるブイヤベースの多くは小魚をたくさん煮込んだスープなので少し塩っ辛い。
その点、熱海ブイヤベースは温泉で療養しながら食べるのに最適な塩分。

語源のように『沸騰させ「bouillir」 + (火を)止める「abaisse」』な感じで、小魚を煮込みすぎないから塩分も薄めで、トマトをはじめとしたお野菜の力も相まって優しい仕立て!

トマトのリコピンで生活習慣病を防ぐ!

“トマトが赤くなると医者が青くなる“ということわざがありますが、高温多湿の時よりも涼しい9月の方が栄養価が高くなるので今はトマトの力を取り入れる良い時期

トマトの赤い色素リコピンの抗酸化作用は、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍もあると言われていて、活性酸素を除去することによって動脈硬化やがんなどの生活習慣病を防いだり、見た目を美しくする役目があります。

温泉でいただく料理はお腹がはち切れるほど出てくることも多いけど、“湯治“とは湯で治すために出かけるためであることを考えれば、こうした健康にもフィーチャーしたお料理が出てくるのは素晴らしいアイデア。

コロナ後のインバウンド戦略はどうなるかわからない部分もありますが、外国の人にただ検診を受けに来てもらうのではなく、こうした本当の意味での“湯治”メディカルツーリズムが根付いてくれたら良いと思います。

リコピンはED(勃起障害)の救世主?

ED(勃起障害)の人がお薬飲むこと以外に何ができることがあるでしょうか。

というと先ずは毎日のお食事ですね。EDの大きなリスクファクターは血流障害ですのでそれを改善するようなお食事があります。
お野菜ではトマトのリコピン!その他にもブドウにんにく胡椒・・・がおススメです。

詳しくお知りになりたいはぜひこちらの専門医対談記事をお読みください!
逆にあまり摂らない方がよい食材もあります。

ED (勃起障害)になったときの食事:⑥ ED(勃起障害)に効く食事

 

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

〔シェフドクター ピエールの正体〕

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

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