胡椒とカボチャカレーでホルモンケア

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タイの伝統的なハーブ療法

タイの医食同源に「ユーファイ」という伝統医療に基づくハーブ療法があります。
ユーファイではハーブの力で身体を温めるマッサージによってデトックスやホルモンバランスを調整します。
そのため元々は産後ケアで使われていましたが、時代と共にダイエットや更年期障害など女性全般のトラブルを和らげることにも使われるようになってきたみたい。

産後の重要な食べ物

そんなユーファイで最も重要とされている食べ物が、生姜胡椒たっぷりのペーストで作るスープカレー
免疫栄養学の観点からみると、生姜に含まれるジンゲロールという成分は血のめぐりをよくし、血行不良から来る肩こりや頭痛を改善してくれます。

使われるお野菜カボチャや瓜、ズッキーニなどのβカロテンが多いお野菜が定番。
βカロテン活性酸素を取り除いて免疫力を高め、病気を防いでくれるので、身体を強くして迅速な回復には欠かせないと考えられたのでしょう。

活性酸素が増加しすぎる主な原因としては、ストレス、不規則な生活習慣や加工食品食品添加物など。
心当たりのある方は原因を避けるのと同時に、βカロテンを意識して摂りましょうね。

東洋医学的な視点からもカボチャはお腹を温めて気を補い疲労を回復させてくれる食べ物なので、確かに産後の体力回復には必要不可欠だったのだろうなと感心する次第。

そんなスープカレーの汁と野菜をペーストにした、レストランでの再構築バージョン。
先人の知恵が詰まった健康食もミシュラン一つ星に選ばれるようなレストランだと、盛り方にこだわって見違えるほどお洒落に!

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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