思春期・青年期における栄養 ししゅんき・せいねんきにおけるえいよう

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思春期・青年期は、成長期でありながら、人によっては、身体がほぼできあがる時期にあたります。第二次性徴の時期でもあるため、男女の性差が大きくなり、エネルギー量はもちろん、ビタミン類やミネラル類の必要量は、人生においてピークをむかえます。つまり、この時期の食事の内容と習慣は、将来の健康に大きく関わってくるのです。
思春期・青年期に必要な食事のポイントは、次の3点です。

①栄養を補給して、しっかり消費する
身体に必要な栄養量を補うだけでなく、それを運動することでしっかり消費します。運動は、筋肉をつけるだけでなく、脳の活性化やホルモンバランスの維持にも働く、大切な役割があります。

②規則正しく食事を摂る
最近は、習い事や部活動で、十分な食事が摂れなかったり、夜遅くに食べることがあったり、一人で食事をしたり、という子どもが増え、今までとはライフスタイルが大きく変化する時期でもあります。無理に3食だけで補おうとするのではなく、夕食が遅くなりそうな時は、間食として、おにぎりやサンドイッチなどを利用して、食事量を分散しましょう。そして、自宅でしっかり食事をするときに、たんぱく質やビタミン、ミネラルを満たすことができる食事を摂るのが理想です。また、この時期は、骨量が最大になる時期でもあるので、カルシウムは毎日しっかり摂りたい栄養素です。

③食事の重要性を自分で認識する
活動範囲が広がることで、自分で、食べるものや食べる量を選ぶ機会が増えます。この時期に、偏食(好き嫌い)をしたり、菓子類や甘い飲料を食事代わりにしたり、無理なダイエットをすることは、将来の自分の身を削るのと同じことです。特に女性はダイエット志向が強い人が多く、痩せすぎが原因で、将来、不妊や難産につながりやすくなります。自分の体は自分が選んだ食事でできているということを認識するのが重要です。

参考文献

  • 栄養の教科書 中嶋洋子著(新星出版社)

 

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