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歯は口腔内(口の中)の消化器の一部です。
歯の役割を一言で言うと食べ物を砕いて、唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすい形態に整えることにあります。それ以外にも発声にも関わりがあります。

食べ物を丸のまま飲み込むと、食道を通過できないことや窒息のリスクが高くなります。また、他の消化器に負担がかかりすぎてしまうので口の中で食べ物を小さくする必要があります。
また、食べ物は細かくなるほど唾液や胃液、膵液、胆液、腸液などの消化液としっかり混ぜ合わさることができて吸収されやすくなります。
成人の歯は親不知(基本的には左右上下で4本生える)を除き28本生えていて、切歯・犬歯・臼歯に分類されます。

切歯

一般的に「前歯」と呼ばれる歯のことで、口に入らない大きいサイズの食べ物をかじって口に入る様な形状にします。

犬歯

「糸切り歯」とも呼ばれ、歯が槍のようにとがっていて大きな食べ物、硬い食べ物を引きちぎるようにしてすりつぶしやすくする2段階目の作業で用います。

臼歯

「奥歯」のことで、ある程度小さくなった食べ物や穀類などをすり潰す働きがあります。

虫歯や歯周病等で歯を無くすと食べ物をかみ砕くことができずに栄養を食道に送ることができなくなります。
歯は「栄養」の入り口の番人とも言える消化器なのです。

参考文献

  • 中央法規 「子どもの食と栄養」 監修 交易財団法人自動育成協会 編集 堤ちはる 藤澤由美子
  • 医歯薬出版株式会社 疾病の成り立ちと栄養ケア 目でみる臨床栄養学 UPDATE
  • 医歯薬出版株式会社 嚥下障害ポケットマニュアル 執筆 聖隷嚥下チーム

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