ミネラルの定義と分類  ていぎとぶんるい

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体の機能の維持、調節に欠かせないのがミネラルです。
体の構成成分ともなっているミネラルは、人体の様々な機能に影響がある栄養素です。
ミネラルは一般的な有機物に含まれる4元素以外の必須元素で、無機質とも言われております。
その種類は非常に多く、実際の種類は100種類以上あると言われていますが、中には多量に蓄積すると人体に悪い影響を及ぼすものもあります。

その中で人間の生命維持に必要な必須ミネラルは16種類とされています。

16種類には様々な効果や働きがあり、どれも人体に欠かせない重要な役割を担っております。

  • カルシウム
    骨や歯を作りエネルギーの代謝を促す
  • 硫黄
    皮膚、髪の毛、爪などを作る
  • 塩素
    胃酸に塩酸として含まれる
  • ナトリウム
    血液、体液を調整する
  • カリウム
    血圧の上昇を抑える
  • マグネシウム
    酸素の働きを助ける
  • リン
    カルシウムと共に骨や歯の成分である
  • 亜鉛
    ホルモン合成を活性化する

  • ヘモグロビン生成をサポートする
  • マンガン
    関節を作り、丈夫にする
  • ヨウ素
    甲状腺ホルモンを構成し代謝を高める
  • セレン
    老化を防ぐことに繋がる
  • モリブデン
    肝臓や腎臓の老廃物を分解する
  • クロム
    糖尿病への効果
  • フッ素
    骨や歯を強くし、虫歯予防への効果

  • 赤血球のヘモグロビンに含まれる

このように16種類には様々な人体への効果があるとされています。
必須ミネラル以外の人体に悪い影響を及ぼすミネラルは、主にヒ素、水銀、アルミニウム、ベリリウム、カドミウムなどがあり、多量に蓄積すると代謝機能を損なう恐れがあり、健康障害を引き起こすとされています。ちなみに四大公害病であるイタイイタイ病はカドミウムが原因で被害が出たとされています。

ミネラルの分類の方法として多く使われているのは、必要摂取量による分類方法です。

1日に必要な量が100mgを超えるミネラルは主要ミネラルという分類になります。
一方それ未満のミネラルは微量ミネラルに分類されます。

主要ミネラルはカルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウムの7種類、微量ミネラルは鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデン、フッ素、クロムの9種類です。
分類の方法はそれだけに限らず、ミネラルの存在部分に偏りがみられることから、存在部分毎の分類の方法があります。

  • 細胞内ミネラルはカリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄
  • 細胞外ミネラルはナトリウム、塩素、カルシウム
  • 骨ミネラルはカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、リン、亜鉛

このような分類の方法もあります。
ミネラルは骨などの体の組織を構成する重要な役割を果たすのですが、体内で作ることが出来ないため食事での摂取が必要となります。
食べ物に含まれるミネラルは研究が進んでいるため摂取量効果などが明確になっておりますが、食べ物に含まれる量がわずかなミネラルにはわからない部分が多いものもあると言えます。
そのため微量ミネラルの中にはまだ発見されていない効果がある可能性もあり、人間に必要な栄養素を含んでいる場合充分考えられます。

以上の点を踏まえ、種類が多いミネラルにはその分様々な効果や働きがあるのですが、まだ研究で解明されていない部分もあるので、今後更なる効果や働きが期待される栄養素と言えます。

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