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銅とはどのような物質?

銅は鉄から血液中の赤血球が作られるのを助ける栄養素です。

また、様々な酵素の構成成分としての役割も担っており、私たちの生命活動になくてはならないミネラルです。体内では、骨髄でヘモグロビンを合成する際に鉄の吸収を高め、たんぱく質と結びついて鉄の働きを助けてくれます。他にも、抗酸化酵素の働きを助ける働きを行っています。銅は成人の方で骨、骨格筋、血液を中心に80mg存在しています。

銅は古くから人類に武器や用具の原料として活用されてきましたが、私たちの体にとっても必要な栄養素なのです。

銅の働きはどのようなものがあるのだろう?

ここでは、私たちの体にとって銅がどのような影響を及ぼしているのか見ていきます。ここで紹介する銅の機能は以下の4点です。 

骨や皮膚、血管壁や髪の毛の健康を維持する

銅は細胞間の結合組織となり、丈夫な骨や皮膚をつくるコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。

また、銅には髪の毛の色素であるメラニン色素を作るために欠かせないチロシナーゼという酵素の合成にも欠かせません。

このように、銅は丈夫な骨や皮膚を作る効果や髪の毛の健康を維持する効果があります。 

鉄の効果を促進する

銅には体の中で鉄の働きを促進させる効果もあります。鉄分はヘモグロビンを作るのに必要な栄養素です。銅は、鉄分を必要な場所に運び、赤血球の合成を助ける働きを持っています。

また、鉄分の働きを促進させることから、貧血を予防する効果も期待できます。体内に鉄分がたくさんあっても、その鉄分をうまく体の中に循環させることができなかったら、貧血は起こってしまいます。そのため、貧血対策として鉄分だけを取ればいいのではなく、一緒に銅も摂取する必要があるといえます。 

酵素の材料となる

銅にはSODなど、約10種類の酵素の材料となる働きがあります。これによって、過酸化脂質の抑制や酸素の運搬を助ける効果、神経伝達物質の産出など多くの効果や効能が期待できます。 

疲労回復効果

銅は様々な疲れの原因となる活性酸素を除去する働きを持っています。これも先ほど紹介した銅が様々な酵素になる事ができる性質を持っているため起こる効果です。

銅の1日当たりの目安摂取量

銅の1日当たりの目安摂取量は、成人男性で0.9mgから1.0mg、成人女性で0.8mgとなっています。また、推奨量とは別に、耐用上限量というのも定められています。これは、男女とも成人以上で10mgとなっています。銅は不足したり、過剰に摂取してしまうと体にとって良くありません。以下、不足した場合、過剰に摂取した場合に分けてどのようなことが起きるのか見ていきましょう。 

銅が不足した場合

銅が不足した場合、銅欠乏性の貧血になる可能性があります。しかし、これは日常的な生活を行っていれば心配することはありません。銅欠乏症の貧血になるのは、遺伝性の吸収不全や難治性の下痢症など特別なケース下にある場合がほとんどです。 

銅を過剰に摂取してしまった場合

こちらも、日常的な食生活をしていて過剰に摂取してしまうことは少ないためそれほど心配することはありません。しかし、一部サプリメントなどで誤って過剰摂取してしまった場合、肝障害など健康を脅かす恐れがあります。

銅はどのような食品に多い

銅はどのような食材に多く含まれているのでしょうか?今回は、厚生労働省が出している日本食品標準成分表を参考に見ていきます。

100gあたりに含まれる銅含有率が多い食材の上位には、かきやホタテ貝などの貝類が多いのが目につきます。次いで、豚肉や牛肉などの肉類が上位にランクインしています。銅を手軽に摂取するには、貝類や肉類を食生活に取り入れるのがいいでしょう。

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