サッカリン・サッカリンNa さっかりん

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サッカリン・サッカリンNaとは

サッカリンとは、人工甘味料として使われる食品添加物の一つです。
サッカリンNaは無色または白色の結晶か粉末です。
特徴的なのは、ショ糖と比べて約300~500倍と言われる極度の甘みです。

欧米諸国では様々な食品に使われており、米国では清涼飲料水・チューインガム・調理用砂糖などに、ヨーロッパではデザート類・サプリメントなどの身近な食品に添加されています。
日本でもサッカリンは使用されており、1901年に疾病治療用の食事への使用が許可され、1948年に現行の食品衛生法で添加物と定められ、様々な食品の甘味料として使用されています。

そのほか、家畜の配合飼料・医薬品やサプリメントの甘味料・歯磨きや口紅などの化粧品・ニッケルメッキの光沢剤など、食品添加物としてだけではなく、工業用としても多く使用されています。

サッカリンの危険性

サッカリンの使用限度は、原料1㎏あたり0.10~2.0です。
サッカリンは、発がん性のある添加物として大きな問題になりました。
日本の厚生労働省は、1973年4月に発がん性があるということで、サッカリンの一般食品への使用を禁止。しかし、同年12月に解除しました。

1980年カナダでの実験結果が発表された。
サッカリンナトリウムを5%含む飼料をラットに2世代にわたって与えたところ、2世代目のオス45匹のうち、8匹に膀胱がんが発症した。
しかし、1世代目のラットにはがんは発症しなった。

その後も、様々な実験が行われた結果、サッカリンナトリウムは膀胱がんのプロモーター(潜在性のがん細胞を、がん細胞に変化させる物質)として働くことが示された。

サッカリンの現在

現在、人工甘味料の食品添加物の主流は、スクラロース・アスパルテーム・アセスルファムKとなってきています。
サッカリンは、発がん性が問題となったこともあり、現在では添加されているものは少なくなってきています。
しかし、現在歯みがき粉のほとんどに含まれているほか、たくあんなどの漬け物に使用されています。

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