⑰ 過敏性腸症候群とチョコ、アルコールの嗜好品との関係

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Dr.大友 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブディレクター
過敏性腸症候群についてDr.菰池のご説明でだいぶ分かってきました。そこでご質問です。やっぱり嗜好品ってだめなんですかね。つまり、アルコールとかチョコレートとか。みんな少しリラックスしたいと思って摂っているといますけど、今日の話を聞いているとあまり好ましくないような気がしてきたんですけど。どうですか、例えば、チョコレート。

Dr.菰池 たまちホームクリニック院長
そうですね、チョコレートはいいとはなかなか言いづらいですよね。だけど、リラックスするために、最低限のチョコレート、それでしかリラックスできない方はいいと思いますけども。だけど、胃腸への負担を考えると、砂糖、糖分を含みますし、どれくらい摂るかにもよりますけども、あまり推奨はできないですよね。

Dr.大友
それは、やっぱりカフェインとか糖が刺激になるから・・・

Dr.菰池
・・・と、言うことでしょうね。

Dr.大友
アルコールはいかがですか。

Dr.菰池
アルコールは、例えばビールなんていうのは、糖分も多い、グルテンなんかも多いっていうことを考えると・・・。あまり摂取しない方がいい食品の1つだと思います。

Dr.大友
アルコールそのものも関係する?

Dr.菰池
アルコールそのものもそうですね。

Dr.大友

でも、その甘味がダメっていうかね、人工甘味料がダメってなってくると、カクテルとかもちょっと微妙ですよね。

Dr.菰池
そうでうね。そうなってきちゃいますね。

Dr.大友
なるほど。・・・何、飲んだらいいんですか。

Dr.菰池 
何、飲んだらいいんでしょうか。ワインでしょうか。難しいですけども・・・。どれくらいの頻度で、何を目的に摂取するかなんでしょうね。

Dr.大友
システム異常が原因で起きている以上は、システムの調子がよくなるまでは、やっぱり避けることを意識した方がいい。

Dr.菰池
その方がいいでしょうね。

Dr.大友
そういうことなんですね。よくわかりました。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

菰池信彦 たまちホームクリニック院長

日本内科学会認定医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本消化管学会認定指導医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本ヘリコバクターピロリ学会認定感染症認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本カプセル内視鏡学会認定医、日本医師会認定産業医

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