イシペディア [IshiPedia] > 食事学と医療の大辞典 > 色々な病気に食事から向き合う > 過敏性腸症候群(IBS) > 過敏性腸症候群⑬ 食物繊維は良いの?悪いの?【動画】

過敏性腸症候群⑬ 食物繊維は良いの?悪いの?【動画】

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

9764

Dr.ピエール大友 (イシペディア編集長)

今日の過敏性腸症候群の話をお伺いしていて、僕が一番難しいなと思ったのは食物繊維なんですね。食物繊維って、まず水溶性(水に溶けるタイプ)なのか、不溶性(水に溶けないタイプ)かの差はあれど、胃腸症状には良いって習ってきたような気がするんですけど。段々そういう概念は、変わってきているんですね。

Dr.菰池 (たまち徳栄ビルクリニック院長)

そうですね。何も症状が無い方にとっては、ある程度摂取するっていうことは大事だと思うんですよね。健康のためには。

はい。ただ、腸に、あるいは胃に元々負担がかかっていらっしゃる方、今回の過敏性腸症候群だったり、機能性ディスペクシアっていう病気の方って胃とか腸に圧をかけるとか負担をかけるってことで症状が悪化してしまう可能性があるので、あまり摂取しすぎない方がいいですよって言うのが最近の考え方ですかね。

Dr.ピエール大友

健康な状態、つまりシステムに異常がない時はそのままでいいけども、そういう過敏性腸症候群だったり機能性ディスペプシアって言われてるようなシステム異常がもう起きているから、システムの異常が無いときに良かったことが、必ずしも良い方向に働くとは限らないっていう概念ということですね。

Dr.菰池

そうですね。

Dr.ピエール大友

どうしたらいいですか。そうしたら。

Dr.菰池

これは難しいご質問ですね。まずは摂取している食物繊維が適量かどうか?

他には食物繊維の中でも、水溶性、不溶性、そういったものを少し意識して摂取して頂くといいかもしれません。

Dr.ピエール大友

便の硬さとか、便の緩さでどっちを多く摂った方がいいとかというのはあるんですか。

Dr.菰池

そうですね。不溶性を避けるっていうのは、腸にはいいといわれていますので、水溶性の方がより摂取するといいと思うのですが。ただ、水溶性の食物繊維を摂ったからといって明日から症状が良くなるということはなく。そこまで人間の身体ってうまくできていないので。

Dr.ピエール大友

粘膜の入れ替わりで。

Dr.菰池

そうですね。そういったものを、例えば2週間とか1カ月とか続けるってこと。それで、自覚症状がどこまで良くなるかってことをご自分なりに観察して頂くってのが賢いやり方でしょうね。

Dr.ピエール大友

水溶性食物繊維の時に一番気をつけなきゃいけないのは、そういうフォドマップの概念ということでよろしいでしょうか。

Dr.菰池

はい。そうですね。

 

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

おすすめ記事

関連する記事はこちら