プーアール茶 ぷーあーるちゃ

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プーアル茶は中国茶の中で黒茶に分類され、製造工程の中で黒麹菌を加えて発酵させる後発酵茶です。もっとも有名なものが福建省で生産されるプーアル茶です。日本でもダイエット茶として人気が高い健康茶です。通年生産されるため、旬は特にありません。

栄養素

茶葉を黒麹菌により発酵させる過程で、脂肪の分解を促進しブドウ糖の吸収を抑える高機能成分が生成されます。これにより、体内の余分や脂肪やコレステロールの分解、排出を促進するとともに血糖値の上昇を抑える効果が生じます。

またプーアル茶に多く含まれる熟成茶重合カテキン(重合型ポリフェノール)にも糖や脂肪の吸収を抑制したり、肝臓での脂肪酸の燃焼を促進したりする効果があります。

さらにプーアル茶には体内で脂肪を分解するリパーゼを活性化する多数のアミノ酸や、糖や脂質の代謝を促進するビタミンB群なども多く含まれています。

プーアル茶の主な栄養成分

※製造工程の中で微生物(カビの一種)が加えられるため、どのような栄養成分に変化するのか見当がつきません。資料が見つかれば、加筆いたします。

効能・効果

・脂肪の吸収抑制:プーアル茶には脂肪の吸収を抑制したり、脂肪の分解を促進したりする効果があります。余分な脂肪の蓄積を防ぎ、ダイエット効果が期待できます。
・生活習慣病の予防:プーアル茶に含まれる重合型カテキンには、糖や脂肪の吸収を押さえる効果があり、糖尿病や脂質異常症など生活習慣病の予防効果があります。
・動脈硬化の予防:プーアル茶は発酵により、血栓を予防し血液をサラサラにする効果(抗トロビン活性)が高くなり、動脈硬化や狭心症などの予防効果があります。
・むくみの改善:カリウムなどのミネラルは余分な水分を排出させ、むくみの改善につながります。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平
  • 昇降・収散・潤燥:特になし
  • 臓腑:胃・腎
  • 五味:苦
  • 毒性:なし

・胃腸の機能を高め、消化を促進します。
・おなかの張りを解消します。
・体内に溜まった「痰」(余分な脂肪や老廃物など)を除去し、脂肪の蓄積を抑制します。
・水分の流れや排泄を促し、むくみを解消します。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

・プーアル茶の茶葉には発酵の過程で菌や汚れがついていることが多いので、必ず沸騰した湯を注ぎ1煎目は捨て(洗茶)、2~3煎目くらいから飲むようにしましょう。
・1人分3~5gを人数分、急須に入れなるべく熱いお湯(約70℃)を注ぎます。1~2分蒸らし、お湯が茶の色に変化したら湯飲みに注ぎます。急須に残さずに使い切りましょう。
・密閉できる容器やポリ袋などに入れ、冷蔵庫で保管すれば良いでしょう。

参考文献

  • 『世界・お茶の基本』(財)日本ホテル教育センター
  • 『おいしいお茶の教科書』大森正司・著

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