ホタテガイ ほたてがい

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名称の由来は貝殻の一片を開いた姿が帆掛舟のように見えることに由来します。現在市場にあるホタテガイは養殖のものが多いですが、旬は冬から春にかけてで、2~3月の産卵期には身が厚くなります。

栄養素

ホタテガイは、高タンパク、低カロリーで、タウリンや鉄、亜鉛を豊富に含んでいます。
ホタテガイのカロリーは100gで72kcalのカロリー。ホタテは100g換算で72kcalのカロリーで、たんぱく質が13.5g、炭水化物が1.5g、脂質が0.9gとなっており、ビタミンではビタミンB12と葉酸、ミネラルでは亜鉛、鉄、マグネシウムが比較的多く含まれています。

ホタテの主な栄養成分(可食部 100g あたり)

効能・効果

ビタミンB12:体内で赤血球が作られる際に必要なビタミンです。不足すると貧血を引き起こします。また、睡眠のリズムを整えるホルモンを体内で作られる際にも必要となります。
葉酸    :たんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割があり、赤血球の細胞の形成を助けたり、細胞分裂が活発である胎児の正常な発育に役立ったりするなどの働きをしています。不足すると悪性貧血を引き起こします。
亜鉛    :酵素の働きを活性化し、タンパク質の合成や分解に関与するなどの役割があります。不足すると味覚障害等を引き起こします。
鉄     :主として赤血球をつくるのに必要な栄養素です。体内の鉄は、血液中の赤血球をつくっているヘモグロビンの成分になっています。ヘモグロビンは、呼吸でとり込んだ酸素と結びつき、酸素を肺から体のすみずみまで運ぶという重要な働きをしています。従って不足すると貧血の原因となります。
マグネシウム:骨や歯の形成に必要な栄養素でカルシウムやリンとともに骨をつくっているミネラルです。長期にわたって摂取量が不足すると、骨粗しょう症、心疾患、糖尿病といった生活習慣病のリスクが高まる可能性が示されています。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平(体を温めも冷やしもしない)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:脾、胃
  • 五味:甘、鹹(軟化させる作用)
  • 毒性:なし

消化促進を進めます
のどの渇きを収める効果があります
食滞を解消します

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

殻付きのホタテガイを保存するときは、殻から外して保存してください。

ホタテガイのうまみは、コハク酸、グリシン、グルタミン酸、イノシン酸、アラニンなどの成分から引き出されます。刺身、煮もの、揚げ物、など料理で美味しく頂けます。
乾物の方が栄養価、効能が上回っており、中華料理の食材に重用されます。

参考文献

  • 毎日役立つ からだにやさしい 薬膳・漢方の食材帳 薬日本堂(監修)

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