こんぶ(昆布) こんぶ

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こんぶはだしをとったり、直接食べたりと利用頻度が高い食材です。エネルギーも低く、栄養素も豊富に含まれているので積極的に摂取したい食材です。
旬は7月~9月、夏から秋にかけての食材です。

栄養素

昆布は豊富な栄養素を含みながらもカロリーが非常に低く、健康的な食材です。

まず、昆布には牛乳の6倍以上ものカルシウムが含まれています。カルシムは歯や骨の成長を促進し、体の機能の維持や調整に必要です。

また、食物繊維も非常に豊富で、水溶性食物繊維であるアルギン酸とフコイダンがたっぷりと含まれています。アルギン酸は血圧や悪玉コレステロールを低下させ、体内の塩分を調整します。フコイダンには免疫力を活性化し、胃の粘膜を保護したり炎症を修復する働きがあります。

そして、何と言ってもこんぶには食品中でも最高レベルのヨウ素を含んでいます。ヨウ素は基礎代謝を高め、体や知能の発育を促進するだけではなく、交感神経を刺激することでタンパク質や脂質糖質の代謝を促進する働きがあります。

昆布の主な栄養成分(可食部100gあたり 一食分3g)

効能・効果

便秘予防:不溶性食物繊維が腸を刺激し、ぜん動運動を活発にして便通を良くする。
高血圧予防:ラミニンというアミノ酸が血圧を下げ、カリウムが体内の余分な塩分を排出し高血圧予防に効果的。
ダイエット:不溶性食物繊維が胃の中で水分を吸収して膨らみ満腹感を得るのに効果的。
風邪予防:ヨウ素(ヨード)が人間の成長を促進し新陳代謝を調節して風邪予防に効果的。

東洋医学的側面

  • 寒熱:寒(体の熱を冷ます)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)・降(気を降ろす)
  • 臓腑:肝、胃、腎
  • 五味:鹹(軟化させる作用)
  • 毒性:なし

痰を取り除く
気の巡りをよくしてむくみを解消する
血圧を下げる

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

こんぶは使いやすい大きさに切って、ガラス瓶やプラスチックの容器に入れてしっかりと密封します。そして、湿気を避けて乾燥したところに保存します。

こんぶの表面についている白い粉はマンニットという旨味成分のもとですので水洗いせずに汚れを拭き取る程度にします。こんぶはだしを取った後も捨てずに、小さく切って佃煮にしたりミキサーでふりかけを作ると栄養分を余すことなく摂取できます。
また、ヨウ素は水に溶けにくいですが油でいためると吸収が高まります。