紅サケ(紅鮭) べにさけ

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紅サケは、その名の通り濃く鮮やかな紅色の身が特徴的です。日本の近海では摂れないので、流通しているものはロシアやアラスカなどから輸入したものがほとんどです。
紅サケの旬は秋で、9月から11月までの間です。

栄養素

紅サケに特に多く含まれるアスタキサンチンは、強力な抗酸化作用があり、体内で発生した活性酸素を消去することで疲労回復や動脈硬化の予防に役立ちます。

紅サケには、不飽和脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。これらの脂肪酸には、中性脂肪を低下させて脂質異常を予防し、動脈硬化や虚血性心疾患の発症を抑える働きがあります。また、血液がサラサラになるので高血圧の予防にもつながる他、DHAには脳を活性化させる効果があり、学習や記憶能力の向上につながります。

さらに、紅サケには、他のサケ類よりもビタミンB12とビタミンDが多く含まれています。ビタミンB12は貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや新しい赤血球を作り出すのに不可欠なビタミンです。ビタミンDは、食べ物からカルシウムが吸収されやすくなるようにし、骨や歯の形成をサポートします。

生の紅サケの主な栄養成分(可食部100g本あたり 1尾65g)

効能・効果

生活習慣病予防:DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が中性脂肪やコレステロールを下げる
発ガン予防:アスタキサンチンの強力な抗酸化作用がガン抑制に効果を発揮する
骨形成:ビタミンDが血中のカルシウムやリンと結びついて骨の形成をサポートする
貧血予防:ビタミンB12が血液の生成に重要な役割を果たし貧血を予防する効果がある

東洋医学的側面

  • 寒熱:温(穏やかに体を温める)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:心、肝、胃
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:なし

腹部の冷えを去り、気血を養う
エネルギーを蓄えて体を元気にする

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

紅サケをパックから取り出したら、キッチンペーパーで水気を拭き取ってラップで包み冷蔵庫に保存します。冷凍保存する場合は、ラップで包んだ後さらにジッパー付き袋に入れて冷凍します。

紅サケに含まれるアスタキサンチンは、レモンを添えて食べると抗酸化の効果が増します。また、紅サケの皮にはコラーゲンが豊富で、皮下の脂にはDHAやEPAが含まれるので皮ごと食べるのがおすすめです。

 

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