① 乳がん 女性の12人に1人が罹患する?

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【Dr.大友とDr.川村の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友(渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター) 
本日は乳がんと食事の関係について川村病院副院長Dr.川村雅彦にお話をお伺いしたいと思います。

Dr.川村(川村病院副院長)
よろしくお願いします。

Dr.大友
乳がんは何となく増えてる印象があるんですがどうですか?

Dr.川村
日本人は未だに乳がんは年々増えてる傾向にあります。欧米諸国では検診の普及なども有ってピークを越えて少し減少傾向にあります。

Dr.大友
日本で増えてしまっている要因って何かあるんですか。

Dr.川村
やはりライフスタイルの欧米化とよく言われます。特に欧米食に多い脂肪分の摂取が増えてきているということにあるのではないでしょうか。

Dr.大友
脂肪分の他に例えば食事以外でも何か関係がありますか。

Dr.川村
初経年齢が日本人もだんだん早くなってることも挙げられます。

Dr.大友
はい。

Dr.川村
また閉経が遅くなってるそういったことも関係していると思います。

Dr.大友
乳がんって何%くらいの方が生涯のうちに罹患(病気にかかる)する可能性があるのでしょうか?乳がんは男性では稀なので女性に関して教えてください。

Dr.川村
乳がんは日本人の女性で一番なり易いがんと言われていまして、大体12人に1人が生涯に乳がんになると言われています。

Dr.大友
12人に1人は結構多いですね。

Dr.川村
多いですね。

Dr.大友
この後は乳がんを予防するお食事や、乳がんの手術をなさったり、ほかの治療をしていらっしゃる方に有益なお話をお伺いしたいと思います。

Dr.川村
お願いします。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

川村雅彦 川村病院副院長
日本外科学会 専門医、日本消化器外科学会 専門医指導医、日本消化器内視鏡学会専門医指導医、日本消化器病学会 専門医、消化器がん治療認定医、日本乳癌学会 認定医、日本医師会認定産業医

‘診断から治療、看取りまで’をモットーにどんな時も患者さんの心に寄り添える医師を心がけています。

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