⑥ 前立腺がん トマトやウコンの関係

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【Dr.大友とDr.小池の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友
渋谷セントラルクリニック エグゼクティブディレクター
 
前立腺がんですけどね。トマトソースっていうか、トマトがいいって聞くんですけど。どうなんですか。

Dr.小池
JR東京総合病院 泌尿器科部長
トマトに含まれるリコペンですね。

Dr.大友
リコペン。

Dr.小池
はい。

Dr.大友
色素ね。

Dr.小池
色素ポリフェノールですね。それが抗酸化作用が強いと言われていますので。前立腺がんに限った事ではないかもしれませんけれども、やはり前立腺がんの予防には発症は優位に抑えられるとは言われていますね。

Dr.大友
トマトには旨味の素(グルタミン酸、アスパラギン酸)も入っているし、抗酸化作用、体のサビつきを抑えてくれることで、要するに細胞だったり、遺伝子のダメージを少なくする。まあいいことですよね。

Dr.小池
そうですね。

Dr.大友
生の野菜のトマトじゃなきゃだめなんですか。トマトソースじゃだめ?

Dr.小池
いや、トマトソースでも全然問題ないと思います。

Dr.大友
リコぺンは加熱に強いですからね。なるほど、なるほど。

Dr.小池
そうですね。はい。

Dr.大友
じゃあ、リコペンを食べましょう。

Dr.小池
はい。

Dr.大友
他に何かおすすめなもの、ってありますか。成分的にここは。

Dr.小池
そうですね。あと言われているのは、ビタミンD

Dr.大友
ビタミンD!

Dr.小池
はい。ビタミンDですね。

Dr.大友
ビタミンDって言えば食品だったら、でもちょっと微妙かもしれない。敢えて言うなら乳製品かもしれないですけど。

Dr.小池
はい。そうですね。

Dr.大友
先生、ビタミンDに関しては患者さんに何かおすすめってありますか。

Dr.小池
そうですね、やはり日に浴びることでビタミンDは活性化されますからね。

Dr.大友
大体、10分くらい浴びるといいって言われていますよね。

Dr.小池
そうですね。はい。

Dr.大友
おすすめしていますか。

Dr.小池
特に骨粗鬆症とかの問題もありますからね。そういった方に対しておすすめはしていますね。

Dr.大友
さっき運動も前立腺がんは関係あるから、30分くらい積極的に外に出たり、運動したりとかが良いということ?

Dr.小池
運動したりとか。

Dr.大友
最悪、雨降ってる日は窓辺で運動しながら日光浴しながら歩くんだろうね。。。

Dr.小池
そうですね。日光浴しながら。。いいと思いますね。

Dr.大友
他はどうですか?最近は前立腺がんで注目されているのは。

Dr.小池
あと前立腺がんで注目されているのはウコンですかね。

Dr.大友
ウコン。

Dr.小池
はい。

Dr.大友
ウコンの力?

Dr.小池
ウコンの力!

Dr.大友
うん。ウコンはどういいんですか。

Dr.小池
ウコンは先ほどお話したイソフラボンと非常に相性が良くて、それを一緒に摂ることによって抗酸化作用、あるいは抗腫瘍効果があるという事が言われています。

Dr.大友
ウコンの黄色い色素ですね。

Dr.小池
黄色のポリフェノールですね。

Dr.大友
ターメリックとかとも言われますね。

Dr.小池
そうですね。ターメリックとか

Dr.大友
ウコンのポリフェノール、クルクミンが効くのでしょうか。

Dr.小池
クルクミンですね。

Dr.大友
クルクミンが大豆のイソフラボンと一緒に働くと良くなるということですか。

Dr.小池
そうですね。

Dr.大友
なかなか難しいですよね。ウコンと大豆、イソフラボン、どうやって一緒に摂るか難しいですからね。

Dr.小池
難しいですね。

Dr.大友
僕、料理好きなんで。

Dr.小池
あっ、料理好きなの?

Dr.大友
カレーにね。カレー作って・・・。

Dr.小池
あっ、カレーに。

Dr.大友
ちょっとまろやかさを豆乳で足したりとかどうですか。そんなメニュー。

Dr.小池
それ美味しそうですね。

Dr.大友
で、トマト入れて。

Dr.小池
あ、もう完璧ですね。

Dr.大友
前立腺がんの対策になる食事がいいと思いますけど。

Dr.小池
いいと思います

Dr.大友
先生、大丈夫ですか。それで。

Dr.小池
全然!もう全く問題ないと思います。

Dr.大友
そういう感じで作っていきたいと思います。そのうちこのサイトでもプロのシェフに作ってもらう企画しますから。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

小池祐介 JR東京総合病院泌尿器科部長
日本泌尿器科学会専門医指導医、泌尿器腹腔鏡技術認定医、日本排尿機能学会認定医、がん治療認定医、日本臨床腎移植学会腎移植認定医

趣味は90年代洋楽ロック鑑賞となかなか上手くならないゴルフ

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