がん予防10か条

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Recommendations for Cancer Prevention.

日本キレーション協会のメルマガより

米国癌研究センターから発がん予防10か条の最新版が公開されました。

1. 痩せすぎない、太り過ぎない
2. 毎日30分の運動、座りっぱなしを減らす
3. 甘味飲料を避ける、エナージーバーを減らす
4. 野菜果物全粒粉豆類を食べる
5. 赤身肉(マトン)を制限、加工肉を避ける
6. アルコール摂取 男性 2, 女性1 SD (standard drinks)*
7. 漬け食品を減らす
8. 癌予防の目的での栄養サプリメントを使わない
9. 乳児、6ヶ月間は母乳のみで育てる
10. がんサバイバーは、これらのがん予防生活習慣を守る

“喫煙と噛みタバコは いうまでもなくNG”

* SD (standard drinks)
1 SD : ビール 350ml, ワイン 100ml、ウィスキー 30 ml

【DR大友の視点】

がん予防のために必要なことはこの中に全て入りきっているように思えます。
DR大友
的に一番つらいのはアルコール。僕は週に5回程度ワインを1本弱700mlくらい楽しんでおりますから、ワインを200mlというのは特にハードルが高いように思えます。
がんを予防する過程で大事なのがインスリン抵抗性を上げないこと。
インスリンが多く出ていると癌だけではなく老化、肥満を引き起こす可能性があります。

インスリン抵抗性を改善するお薬のメトホルミンには抗がん作用が強いと言われており、昨年のアンチエイジング関連の海外学会ではこの話題で持ちきりでした。

生活習慣の上でインスリン抵抗性を上げないようにするうえで特に重要なのがこの5つ。

1. 太り過ぎない
2. 毎日30分の運動、座りっぱなしを減らす
3. 甘味飲料を避ける エナージーバーを減らす
4. 野菜、果物、全粒粉、豆類を食べる
6. アルコール摂取 男性 2, 女性1 SD (standard drinks)*

DR大友もそうですが、人はどうしても自分に甘く成りがち。
自分ではきっちりやっているつもりでもついつい飲んだり食べたり、エクササイズをさぼったり。

そうした人は一度は自分の遺伝子がどのくらい傷ついているのかを知るためには遺伝子検査がお勧めです
DR大友も
転ばぬ先の杖ということで定期的にテロメア検査癌遺伝子検査でチェックをしています。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ     

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